野菜と暮らす

雑木林でネイチャーゲーム!

年明け早々の連休の日曜日。

昨年末に申し込んであった西東京市にある多摩六都科学館での雑木林教室に子供達と参加してきました。

今回参加したプログラムは『雑木林でネイチャーゲーム~身近な自然に親しもう~』。

菜エンスのメンバーにもネイチャーゲームリーダーがおり、ワークショップでも積極的に取り入れているネイチャーゲーム。是非自分でも体験し、子供たちにも体験してもらおうと思い参加してきました。

雑木林全景.jpg

会場は多摩六都科学館の敷地内にあり、コナラ・クヌギなど武蔵野の森を残す貴重な雑木林。ここでは、多摩六都科学館ボランティア会の方々が雑木林再生プロジェクトとしてこの貴重な森を管理しています。今回私が参加した雑木林教室はプロジェクトの一環でおこなわれているんです。

午後1時のスタートから2時間あっという間に過ぎてしまうほど、大人も子供も楽しめました。今回は5つのアクティビティを体験しましたが、その中でも一番勉強になったのは、リスになった気持ちでドングリを隠してチームごとに探しあう『ごちそうはどこだ』。

各チーム15個のドングリを各テリトリー内に隠した後、違うチームが隠したドングリを探しあいます。その後、見つけられなかった自分たちのドングリを探すんですが自分で隠したにもかかわらずなかなか見つからない(笑)

これは本物のリスも同じようで、隠したドングリの内実際にリスが食べるのは約60%。その他の動物に食べられるのが40%弱で、100個に7個程度はそのまま土の中に残るそうです。こうして残ったドングリは発芽しますが、そのうち成木になるのは1つあるかないかくらいの確率。陽樹であるコナラやクヌギは日照が十分にないと育たないので、よほど管理のされた樹林地であるか、たまたま日当たりのより場所で発芽しないと成木にならないんですね。

落葉遊び②.jpg

教室終了後の子供たちは、落葉プールで大はしゃぎ。

この落葉プールは雑木林の落葉を掃き溜めたもの。去年の今頃は大にぎわいだったそうですが今年は遊びに来る子供が少ないようですね。

せっかく残した貴重な雑木林。使いながら教え、残していく。私自身まだまだ勉強するべきことはたくさんあるようです。

おそらく今は楽しむだけで深いところまで理解できないであろう子供たちですが、今はここで一生懸命遊び、大きくなってからその必要性や思い出を伝えていってほしいと思います。

そのためにはこういった取り組みをされている方々を見習い、菜エンスでも積極的に取り組んでいきたいと思います。 (y.y)

                              

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