あ~っ、ゴーヤ取り忘れてた...。
お盆休みが明けて、久しぶりに緑のカーテンをみたらこのアリサマ(泣)。
見事に御開帳です。
黄色と真紅のどぎついコントラストがなんともグロテスク!
でも、この奇抜な色彩にはちゃんとした理由が。
赤いのは種子で鳥たちに『食べて~』と訴えかけているんです。
子孫の分布を広げるために。
赤や黒は鳥の食欲を誘う色。
鳥たちに種子の散布を手伝ってもらう植物の実は、たいてい赤か黒に熟します。
種子が成熟したサインとして、ド派手な色と美味しい味で鳥たちに猛烈アピールというわけ。
実際、ゴーヤの種子の周りの赤い部分は食べてみると甘い!
逆に、種子に発芽能力がないうちの未熟な果実は食べられてしまっては困るので、緑色で味もマズくして、鳥の食欲をそそらないようにしているのです。
でもそんなゴーヤの戦略もむなしく、人間様は『苦味がうまいっ!』といって未熟な実を喜んで食べてしまっています...